#15 田中 美帆さん

どちらの学校で何を勉強していますか?

Chelsea College of Arts インテリアデザイン


学校での勉強は?

大学の1年目は与えられたコンセプトからアイデアを発展させ、最終形態までを効率良くプロセスとしてまとめることが主でした。
2年目の今は本格的な間取り図を書くテクニックやルールなどを学んでいます。 教授は素晴らしい人ばかりなので自分の個性をとても良く分かってくれ、上手く伸ばしてくれます。先生が言うことは間違いないので言われたことを素直に受け止めて、追究すると納得のいった作品が作れると思います。

ロンドンでの生活はいかがですか?

天候はあまり良くないですが、大変過ごしやすく日本とは全く違った環境で勉強でき、とても気に入ってます。 交通機関は大変発達しており、毎日二階建てのバスからロンドンの街並みを見降ろしながら学校に通っていました。

授業から帰ってくると同じ学校の違う学科に通うルームメイト達と課題について朝まで語り合ったり課題に追われながらアイデアを出し合ったりし、楽しい日々を送っています。
ロンドンではアートフェアやアンティークショップやビンテージ家具のお店のマーケットなどそこら中で見つけることができ、また、美術館も多くは入場料がかからないので何度も行ったり、スケッチブックを片手に気軽に行くことが出来、大変充実しております。


▲キングスクロス駅

イギリス留学のおすすめポイント?

イギリス人は礼儀正しく、優しい人が多く、ロンドンでは留学生も多く友達を作りやすい環境というのもオススメのポイントです。そして、何よりも街並みが綺麗で古く美しい建築物や駅、城、美術館が多く、ただ歩いているだけでも映画の中の世界です。およそ2時間で大体のヨーロッパへのアクセスがあるのも魅力の一つではないでしょうか。


▲実際にメジャーで測った数字を参考に作り上げた学校の廊下の間取り図

イギリス英語は(アメリカ英語と比較して大変だったことなど) ?

日常的に使う細かな単語がアメリカ英語と違ったので来た当初は戸惑いましたが、すぐに慣れると思います。

私の場合は1からアメリカ英語を学んでしまったので今でも正直、地方のイギリス英語やアクセントが強すぎるとサッパリ分からないことが度々あります。また、留学生が大変多く教授達も世界中から集まっているのでアメリカ英語を話す人が多くあまり問題なく過ごせることが逆に課題となっています。 東京で関西弁を使っているような感覚です。



▲「混乱」がテーマの反射の中の空間

将来の目標?

まだはっきりとは決まっていませんが、 ニューヨーク、ロンドンで得た知識や経験を活かして今までにない、新しい自分のスタイルをインテリアデザインを通して確立することです。また、インテリアだけに限らず、デザインやアートについて学んだものを上手く活用し様々な国で働けれたらと思っています。

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