#21 藤野 えりさん

ニューヨークでパーソンズと語学学校に現在、留学中の藤野さん。 ニューヨークをとても満喫されています。


語学学校

藤野さんは語学学校というASAに通っています。
「語学学校の雰囲気は、とても和気藹々としていて、クラスのみんなが話せる環境を先生が作ってくれます」と話してくれました。 イタリア、フランス、トルコ、日本、韓国、中国人といった学生が集まりインターナショナルな学校です。
授業は先生がテキストに沿って作ったオリジナルのプリントを使い、そのプリントの課題についてクラスで話し合います。藤野さんは、その授業で英語が話せるようになったようです。 その他にも、クラスの友達とランチに行って話せるようにもなりました。 授業は月・水・金曜日が会話、火・木曜日が文法で、会話と文法の授業を教える先生は違うそうです。午後に自主的に受ける授業があり、藤野さんはそこで色んなことを積極的に聞いています。 語学学校は充実していて、ASAはとてもいい学校だと話してくれました。

パーソンズ

パーソンズでドローウィングのコースを受けている藤野さん。 ドローウィングの授業はデッサンが多く、チャコルやペンシルを使ってデッサンをしています。 前回の授業内容を授業の始めにディスカッションし、今回のテーマを先生が説明した後、そのテーマに取り組みます。 ドローウィングは観察力がかなり必要になってくると話す藤野さん。 たくさんのテクニックがあるので、そこからテーマとしてひとつ取り上げ、描き方を練習するそうです。それが終わってから課題に取り組みます。 課題は毎回違い、ビルの外観を描いたり、インテリア、野菜、果物を描いたり、最近は3次元の絵を描く課題があったそうです。今は、影や光のドローウィングの課題に取り組んでいると話してくれました。 クラスのほとんどがアメリカ人だそうです。 パーソンズのコースも充実していて、今後の仕事に生かせるような内容ですと話してくれました。 藤野さんは英語がうまく話せないけれど、先生に見てもらいたいので、時間をかけて取り組んでいます。 「英語力があまりなくてもやっていけます。でも自分の意見を伝えられた方が、よりよいコミュニケーションが取れます」と話してくれました。 授業中に藤野さんの絵がピックアップされた時、先生から「どういう気持ちで描いたの?この絵を描いて楽しかった?」と聞かれたそうです。その時は緊張したけれど、自分の出来る範囲で英語を使って話すと、周りの人がわかってくれて、こういうことがいいたんでしょ?と助けてくれたそうです。 「 絵というのは絵で気持ちが伝わるもので、英語力の心配は必要いりません」と話してくれました。

藤野さんの作品



   

ニューヨークの生活

今後のビジネスのコネクションができたと話す藤野さん。 ニューヨークにいるとコネクションが自然に出来るそうです。周りの環境は日本人が多くなりますが、同じデザインの仕事をしている人やDJをしている人など芸術系の人と知り合うきっかけが自然にあると話してくれました。例えは、友達に連れて行ってもらったパーティーで知り合ったり、友達の紹介で知り合ったりするそうです。 私はデザイナーですと紹介すると、デザイナーの方を紹介してもらえたり、デザイナーの人が多く来るパーティーへ行くとそこで直接知り合えるそうです。 パーティーなどに積極的に行けば、色んな人と知り合えますと話す藤野さん。 パーティーでいい出会いがあったようで、「今後の仕事に生かせるようなコネクションもでき、これからそれを生かしていきたいなと思います」と話してくれました。

将来の目標

ニューヨークに来てから将来の目標が変わったと話す藤野さん。 「 今までデザインをやってなかったのですが、ニューヨークに来てデッサンをやって、もっとデッサンをメインとしたデザインを作っていきたいです。 日本に帰ったら、まず自分のデザインや絵を確立し、それを広めていき、興味や関心を寄せてくれた人と一緒に仕事がしたいたいです」と話してくれました。
「ニューヨークに来る前は、コンピューターベースで、ビジネス職が強かったんですが、デッサンをメインにして自分のスタイルを作っていきたいです。デザインの基本は手書きだから、それをどう自分のスタイルにしていくか大切ですね」話す藤野さん。 ニューヨークでの経験をいかし、次のステップにつなげていって貰えたら嬉しいです。  

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