FIT正規進学中の柴田さん
FITでインターナショナルトレードを専攻している柴田さん。インターナショナルトレードは具体的には、貿易に関する勉強がメインです。アメリカとの貿易に関することや、国際化しているファッション業界のデザインや製作面、例えば、現在洋服のほとんどは新興国で製造されて、それが世界に流通しますが、そういった流通、生産や販売面を総合的に学んでいます。それぞれの国の状況、またマーケティングに関しては世界のどこから仕入れてどうやってマーケティングするか、どこをターゲットにするかなど、他の学部に比べると、世界的な視野で勉強していますと話してくれました。
学部を決めるにあたって
ニューヨークに来てから、デザインの授業をひとつ受講し、語学学校と両立しつつ半年間やっていましたが、それはすごく楽しかったし、先生も最初から丁寧に教えてくれて、授業もすごく良かったそうです。ただ、将来デザイン関係を仕事としてやっていくときに、デザインで生計を立てていくということが本当に限られていて、成功していくことが簡単ではありません。ただファッションが好きなので、前の学校でビジネスを勉強していた経験から、ビジネスをもう少しここニューヨークで勉強して、何年間か働いた後でも、ファッションやデザインを勉強できると思って、先にビジネスを勉強しようと思いましたと話してくれました。ファッションのクラスで同じクラスだったクラスメイトの年齢層が幅広かったことも先にビジネスを勉強しようと思った理由だそうです。
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