#25 三島 美月さん

NYの印象

ものすごく活気があって衝撃を受けたそうです。

「生活、習慣が全く違うNYで”何もわからない”、”何も出来ない”状況で、毎日迷子になっていました」と明るく笑いながら答えてくれました。しかし三島さんは迷子になりながらも覚えていくことがとても楽しかったそうです。ネットや地図を頼りにしていた今までの自分が自らの足と目で覚えNYに溶け込む努力をしたご様子が伺えました。その甲斐あってNY市街の行きたいところへ行くことができ、行動範囲が広がったようでした。また三島さん自身もとても大きな自信につながり成長した自分が見えたそうです。

ダンス・イン・ニューヨーク

2013年11月末から2014年4月までの約5ヶ月間のダンス留学でした。バレエがメインでしたがモダンにも興味を持ち、ヒップホップ、ハウスなども受講されました。バレエを基本に幅広くレッスンを受講できましたが、三島さんにとってバレエを中心に勉強する事が希望でしたので、思い通りのレッスンだったそうです。本場ニューヨークのダンスのレベルは非常に高く、スタジオで見ているだけでも熱く、闘志が湧き出て負けたくないと思ったそうです。

ニューヨークでの振り付けも刺激的で個性的であり、参加されている生徒のモチベーションもとても高く毎日が新発見ばかりだったそうです。

日本と違うと感じたところはダンスの上手い、出来る生徒のレベルに合わせるという所だということです。出来なければ自分のペースでついてきなさいというスタイルですので短い休憩中でも個人的にストレッチをしたり復習したりと、どの生徒も努力を重ねている授業で時間を有意義に使っている感じがしますと話してくれました。

表現力に関してもアメリカの人たちは回りの視線や行動を気にしないのでオーバーなリアクションになったり自信のある生徒は堂々と踊るというその生徒の個性をきちんと指導してくれるという授業でした。

本当に生徒それぞれが際立っていると思ったそうです。


授業の概要


ダンスレッスンは週に5日の2レッスンで1週間にトータル10レッスン、1ヶ月40レッスンでした。その内バレエは週に3日で12コマ入っていてバレエ中心のプログラムでした。

レッスンはバーレッスンから入り、バーを外しコンビネーションへと続きました。他にコンテンポラリーが週に1度ありました。ストリート系とヒップホップ系は自由ですが、三島さんはヒップホップが好きということで受講されたそうです。指導してくださる先生によってスタイルも変わり、先生も個性的で自由な指導方法でした。

ただ全てのダンス指導には基本のバレエが導入されているのでいろいろなジャンルに対応でき、多彩な振り付けなんだと感じたそうです。

NYの治安について

NYの治安はいいのかとよくお客様からの質問があります。その事について三島さんに伺ってみました。

三島さんはNYの街は警察官が大勢いて「守られてる」という安心感がありました。大きなトラブルもなく5ヶ月間を過ごすことができ一度も怖い思いをしたことがなかったとお話して下さいました。一部安全ではない場所もあるようですがちゃんと知識をもっていれば夜1人で歩いても大丈夫でした。

「本当にNYは安全です」と自信をもってお話して下さいました。

NYでの新しい出会いと旅行

英語は得意ではなかった三島さんですが、NYのダンス教室で何人か友人もでき、最初は聞こえなかった英語が少しずつ聞こえるようになっていきました。相手の言いたいことも理解できるようになりダンスというボディーランゲージで伝わることもあって、踊るという共通点から簡単な英会話で意思疎通はできたそうです。みんな一生懸命でスイッチが入った感じがとても好きだったそうです。

また、お正月からフロリダ、マイアミに10日間の旅行にも行かれたそうです。気候もよく美しいビーチがたくさんありリゾート地を思い切り満喫したようです。多国籍の人が訪れるため食べ物も豊富で居心地がよかったそうです。

留学を終えてこれから

三島さんは今後もダンスを続けていきたい、NYに留学する前は日本で働くという考えでしたが、これを機に海外でダンスに関わる仕事ができたらと考えています。今後のご活躍を期待しています!

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