#6 池田美紀さん
 

ニューヨークのファッション業界で活躍中!!
池田さんは20代の女性から、仕事や家庭を持ってもかわいく個性的でありたい40代の女性をターゲットとしたブランドをニューヨ−クで立ち上げました。年齢や人種にかかわらず着ることが出来る洋服を提案していきたいそうです。

妹さんの高校の卒業制作でのファッションショーで感動した池田さん。
「私もあの場所に立ちたい!」と思い、ファッションの専門学校へ入学しました。
「何か日本とは違うことができるかもしれない」という期待を胸にNYへ来た池田さん。
当初は8ヶ月の予定でしたが、今年でNY生活も3年目になりました 。

池田美紀さんのブランド「MEW」

充実した毎日
池田さんの専門はパタンナーですが、通常は会社で分担して行う仕事を全てテキスタイルデザイナーのパートナーと二人だけで行っています。
新しいコレクションのイメージを二人で話し合います。
池田さんはコレクション全てのパターンを担当し、フィッテイングモデルに着てもらいながらサイズやデザインについて更に話し合います。
パターンが完成したら縫製工場に生地とパターンを持ってサンプル作成をします。それと同時にショーに関すること(場所、日にち、モデル、ヘアメイク、スタイリスト、フォトグラファー、スポンサー探しなど)を全てを二人で取り決めていきます。ポートフォリオ作成後、NYのセレクトショップ、デパートに営業へ行ったり、友人や雑誌社などにポートフォリオの郵送やメールをします。
全ての注文を締め切った後、NYと日本の縫製工場に量産を依頼すると同時に生地の手配、支払いの回収など、たくさんのことを二人で行っています。
1シーズンで行う仕事はたくさんあり本当に大変ですが、充実しています、と話してくれました。

将来の目標
アメリカの方がビジネスを始めやすい気がするという池田さん。
ブランド志向の日本とは違い、アメリカは常に新しいものを作り出そういう動きがあるので、新しくビジネスを始めやすいそうです。

近い将来の目標は、大きなスペースで自分のブランド『MEW New York』でファッションショーを行いたいそうです。
池田さんなら必ず実現出来ると思います。頑張ってくださいね!
 
ページトップ