充実した授業！
ハンターカレッジのIELIで学ぶ３人。今井さんはレベル８、加山さんはレベル７、茂木さんはレベル４を終えたところです。授業は､先生によって多少異なるものの通常テキストに沿って行われます。今井さんや加山さんの授業では、小説を読んで次のクラスでその内容について話したり、新聞を読んできてそれについてのコメントを書いてくる、など。グラマーは、分厚いテキストがあってそれを小さなグループで答え合わせをして、わからないところがあったら先生に聞きます。グラマーでは小テストが時々あり、エッセイは３、４回あります。茂木さんの授業では、とにかく読ませるという感じでいろんなものが含まれたテキストや小説を使って行われます。また、毎回レッスンが始まる前にジャーナルとして身近なことを１０〜２０分で書いて、続きは家で仕上げます。家で本を読んできて、その内容を授業中に発言したりもします。だから家でしっかり読んで来ないと、授業に参加できないそうです。毎週エッセイも書いていて、読み書きもかなりの量だったようですが、すごく楽しい先生だったので茂木さんは大変満足しているそうです。

やればやるだけ英語も上達
「英語は上達しましたか？」　と尋ねると　「前のクラスでライティングを鍛えられたので、ライティングは来る前よりは上達したと思います。書くのが速くなりましたね。」　と､今井さん。茂木さんは　「ライティングは、私のレベルなりには上達したでしょう。この間のテストでも、怖くなくなりましたね。以前は、"エッセイを2時間で書きなさい"と言われたら　"え、2時間もどうしよう！１ページくらいでだめかな…？"という感じでしたが、実際のテストではダブルスペースで4ページくらい書けました！」　と答えてくれました。

休日も満喫！
今井さんと加山さんはクイーンズのアストリアというところで２人でシェア―しています。休日は、宿題をしたり､人に会ったりするほか､引越したばかりなので家具を買いに行ったりしているそうです。 一方、茂木さんはレジデンスに滞在しています。　「最初のうちは、ふと気が付いたら周りはアメリカ人ばっかりになっていてレジデンスで食事に行くのがつらかったです。」　とのことですが、周りの人が気にかけてくれよく遊びに行こうと誘ってくれたのだとか｡「今では、レジデンスの生活は快適です。」と話してくれました｡「休日は、宿題に人一倍時間がかかるので宿題をしていることが多いです。でも食事や映画に出かけたりもしていますよ。」　勉強もしっかりしながら、空いた時間も楽しんでいるようですね。

ＮＹはすてきな街！
NYの印象を聞いてみると、「ＮＹは交通の便が良く、東京に比べたら人が少ないし、素敵な美術館やギャラリーもあっていいところ｡選択授業でアート系のクラスを取っているのですが、そのクラスで週１回美術館やギャラリーに行き先生が説明をしてくれます。おかげで新しい単語なども覚えることができます｡とても楽しいです。」　と今井さんと加山さん。 一方茂木さんもＮＹの街を楽しんでいる様子｡　「午後のクラスに変わってから帰る時間が５時くらいで、ハンターから歩いて帰ってくる頃にはもう暗いんですよね。クライスラーがすごくきれいなんです！昼間歩く風景と夜歩く風景が全然違っていて、初めてニューヨークの街ってきれいだな、とネオンで思いました。それから、この前雪が降った時に、先生が"雪が降った１日目のセントラルパークはきれいだよ。"と言っていたので行ってみると、ほんとにきれいで都会でこういう風景を身近で見られる街は少ないなあ、と思いました。」

それぞれの夢に向かって
加山さんは大学に入ってインテリア･デザインの勉強、今井さんはキングズボローを卒業して最低１年はアメリカで働くこと、そして茂木さんはコミュニティーカレッジに入ること・・・とそれぞれの夢を語ってくれました｡　みなさんそれぞれの夢に向かって確実に前進されてるようですね。