パースでのティーチャーズ・ホームステイ
宮久保さんが今回パースのティーチャーズ・ホームステイに参加しようと思った最初の目的は、息子さんが将来留学するための下見でした。お仕事の都合上、短期間の留学をご希望だったので、講師宅でホームステイしながら、英語のレッスンを受けることができるティーチャーズ・ホームステイに参加されました。「授業は毎日日記を書いてそれを添削してもらったり、ニュースを見て感想を書くなどの課題を与えられました。日本で通っている英会話スクールの先生もオーストラリア人だったので、英語は比較的聞き取りやすかったです。でも、ホームステイ先の9歳と7歳の女の子が容赦なく早口でしゃべるので、それが一番大変でした!」とおっしゃっていました。カルチャーショックはありましたか?と聞くと、「オーストラリアの文化について、ある程度の噂は聞いていたので大丈夫でした。使った食器を洗剤の入ったシンクにつけ、そのまま泡を流さずに乾かす事も聞いていたので、実際に見てもそこまでびっくりしませんでした。」とのこと。相手の文化を認めて受け止めることは留学にとってはとても大事なこと。宮久保さんはその柔軟性を持って留学を楽しまれていたようです。「ただ、ホストファミリーに二人女の子がいたので、日本にいる娘の事を思い出したりしましたね。パースの造幣局でお土産に娘の名前入りの金貨を作ったときは少し切なくなりました。」とホームシックも経験されたようでした。
ピナクルズの相乗りツアー
滞在中にピナクルズの日帰りツアーに参加された宮久保さん。「バスでピナクルズに
向かって走っているとき,まっすぐな一本道を挟んで両側に果てしなく広がる地平
線が見えました。その時、オーストラリアに来た!って言う実感が湧きました。道路の両側が緑 の草原で覆われていたのも圧巻でした。ピナクルズもとても不思議な場所で、行って
よかったです。一番おもしろかったのが4駆のモンスターバスでの砂丘を上り下り。各 シートにはスプリングがついていてまるでジェットコースターに乗っていような感じで
した。」ツアーはメルボルンから来た人や、中国人のファミリーが乗り合わせたツアー。 日本人は宮久保さんを含め二人だけ。その日本人の方は、宮久保さんと一回り年が違う
女性だったそうです。違う国籍や年代の人と知り合えるのも、旅の醍醐味の一つですね。
ティーチャーズ・ホームステイで得たもの
「最初は、息子の留学の下見のつもりだったんですが、今は息子よりも娘の方が留学に興味があるみたいですね。」宮久保さんのご次男さんは目下大学受験にむけてお勉強中。14歳のお嬢さんの方が宮久保さんの留学の影響を受けたようです。また、この1週間のティーチャーズ・ホームステイの経験は、英語の上達以上に得るものがたくさんあったようです。「自分一人で何もかもやらなくてはいけない状況に追い込まれたので、度胸がつきました。英会話を続けてやってきたことも自信につながったかもしれないですね。パースの造幣局で、お土産に娘の名前入り金貨を作ったときも、もし英語が話せなければ作らずに終わっていたかもしれないですし。」と、精神的にも逞しく成長されたご様子でした。 英会話、ダイビング、イタリア語など、様々なことに挑戦されている宮久保さん。「何事に挑戦するにも年齢は関係ないと思います。」とおっしゃっていたのが印象的でした。これからも色々なことにチャレンジして行ってくださいね。
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