J-STAR'S VOICE

 

小田 桃子  さん

▲小田桃子さん
 

プログラム名・・・FIT体験プログラム
行き先・・・ニューヨーク
留学期間・・・・・6週間
滞在先・・・・・・・ホームステイ
                     

到着して3日で慣れた!
小田さんのホームステイ先はブルックリン。マンハッタンとは目と鼻の先ですが、マンハッタンとはずいぶん雰囲気が違うそう。「ステイ先の周りがヒスパニック系の人達ばっかりで、治安は良かったんですけど、雰囲気的にちょっと暗くて。ちょっと怖いなぁって思っていたら、着いて2日目に、なんで来ちゃったんだろうってものすごい不安に駆られちゃって。もう一人で外に出るのも怖かったんですよ。NY怖い〜って。一人で電車乗るときとかもほんと落ち着かなかったし。でも、見事に3日で慣れて、いつも通りになりました。しばらく生活していると、東京と変わらないって事に気がつきました。いろんな人の話を聞いてみると、みんな来て2日目でホームシックにかかるんだなぁってことが判明しました!」

 

FITと語学学校
FITではファッションスタイリングのコースを受講された小田さん。「語学学校とFITで、別々の友達ができたのですが、ある日FITの課題でポートフォリオを作る事になったんです。一応メークアップアーティストもカメラマンも見つかったんですけど、アウトフィット(衣装)がまだ見つかんないって話をしていたら、ターバン巻いた絵に描いたようなインド人のFITでのクラスメイトが『僕は自分のコレクション持っているから貸してあげるよ』って言ってくれて。実は彼、インドでもNYでも自分のブランドを持ってファッションショーやるぐらいのひとだったんです。その友達から衣装を借してもらい、モデルは語学学校で友達になったスイス人の子に頼んで、ポートフォリオを完成させました。でもモデルをしてくれる御礼にその子の髪染めるの手伝うことになっちゃって。金髪って年をとると色あせてくるから染めなきゃいけないみたいで。」と意外な体験もされたそうです。「インド人のデザイナーと仲良くなることも、スイス人の子の髪毛染めることもなかなかしないことですよね。ホント色んな人がいて、人種も、職業もみんなばらばらで、それがNYのおもしろいところだと実感しました。いろんな国の人と出会って、その国別の人達の特徴とかも分かった気がします。」

  モデルになってくれた
スイス人のお友達

 

                        

 

▼街のディスプレイ

 

変わった自分とこれから
プログラムを終え、帰国してから自分に大きな変化があったという小田さん。「NYに行って変わりましたね。まず、真っ白な状態に戻って一人で海外に来て、自分と向き合える時間が持てたから、自分が思ったより弱いことや、将来自己表現する仕事がしたいという気持ちにも気付きました。NYは人が人を呼んで、チャンスがいっぱい転がってる場所だから、形にしようと思えば何でもきっかけはつかめる。世界各国の人が集まってくるし、その人達のモチベーションは高くて、目標があってNYにいるから、出会いもすごい多い。そういう状況のおかげで、自分が自立できたというか、一人でなんでも出来るようになりました。一人で行動することに慣れて、もし何かあっても、全部自分で対処できるくらいの度胸がつきました。本当に行ってよかった。帰って来たときに、『NYで少しだけど勉強してました』って言うと、ハクがつくみたいで。NYでの経験が自分のウリになるから、あぁ行ってよかったなぁって。FITを卒業した訳じゃないけど、行って勉強したっていう熱意と行動力の証明にはなったんだなぁって今ほんとにそう思います。」NYでの経験を生かし、日本でブランドを立ちあげることになった小田さん。 NYで培った行動力とネットワークを生かしてこれからもがんばってください!


▲お友達と
 

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