J-STAR'S VOICE

 


海老沢 明子  さん

▲海老沢さん
 

プログラム名・・・イギリス語学+乗馬レッスン
行き先・・・イギリス・ダンブリッジ
留学期間・・・・・1週間
滞在先・・・・・・・ホームステイ
                     

街を「車」ではなく「馬」で走る!
行く前は優雅な英国風の乗馬クラブをイメージして出発したのですが、実際に行ってみるとクラブというより牧場のような感じで、私達がイメージする英国風のようなきどったものではなく、本当にラフな所でした。その辺り一帯の土地はオーナーのもので、馬達は、夏の間しょっちゅう広い放牧場へ放され、乗馬の時だけ厩舎へつながれているので、みんなおっとりとしたかわいい馬でした。滞在中は天気が良かったので頻繁に街の中に連れて行ってもらい、住宅街の中を散歩したり(以下外乗りと呼ぶ)、一度はトロット(速足)まで、住宅街の道路でやってしまったので驚きました。周りの人も自然に馬が通る時は車がよけてくれて馬が風景の一部として、ごく普通に溶け込んでいました。インストラクター達は馬をまるで犬のように連れて歩いて、1人で2,3頭の馬を引いて歩いているのには非常に驚きました。私たちが外乗りから戻ると小さい子ども達がポニーレッスンをはじめ、その後はもう少し大きい子、その後は大人がレッスンに来るそうです。周辺の環境も緑が多くて美しい町並みで本当にうらやましい環境でした。

苦労した乗馬での英語
乗馬レッスンの時の英語には結構苦労しました。私の英語レベルは本当に低かったので、とても簡単にゆっくり言ってくれていても、レッスンの時は指示がストレートに伝わりにくく、また、自分が話したいことも思うように言えないので、少し情けなかったです。でもインストラクター達は、皆明るくて特にスーというインストラクターはすごく英語がなまっていて、「OK」を「オウカイ」と発音するので最初は何を言っているのか全くわからなかったですね。アルファベットも「A」は「アイ」だし、「H」は「アイチ」に聞こえるので本当に困りましたね。  ここでは、私たちのように3、4回しか乗ったことのない初心者でも、日本で乗るときの倍以上の経験をさせてもらえるので、乗馬経験がある人ほど得るものが大きいと思います。もう1人乗馬をしている女の子がいましたが、彼女は主に馬に乗ったまま、障害物を飛び越える練習をしていました。

体力的に辛かったけど馬がかわいいからいいか!!
体力的には午前中は授業、午後は2時間近く乗馬なので、英語が下手なせいもあって疲れてしまうので、夜は10時過ぎには寝ていました。疲れに加えて、自分の英語力の低さに歯痒い思いをしましたが、何頭もの馬と触れ合えるし、乗馬仲間の女の子とも馬の話題ですぐ仲良くなれるし、何より馬はとてもかわいいので、本当に困ったことはなかったです。馬が私の言うことをあんまり聞いてくれなくても、かわいいからいいか!!っていう感じで楽しんでいました。馬に乗ることで英語が喋れないことのストレスも発散できたので本当に楽しい留学でした。

留学を振り返って・・・・
一週間だったので「留学」と言えるほどのことはなくて、私の場合、乗馬が主目的の旅行みたいな感じでした。ホームステイという形で外国人の家で寝起きして、食事もそこの家でしてとなると、いつものホテルやレストラン利用の旅行では味わえない経験ができました。生活体験というか、英語以外のことが学べました。滞在先のタンブリッジ゙はロンドンから車で一時間くらいの所ですが、本当に"ガーデンシティー"と言う感じで、中心街から少し離れた所にはたくさん野原や共有地があって、子ども達が遊んでいました。6月だったので、夜は10時くらいまで明るいのですが、それでも中心街のお店やカフェ(スターバックスまでもが)などは6時で閉店してしまいます。生活のリズムやなんでも効率優先の日本との違いを実感しました。ステイ先も生活は質素ですが美しい町並みや緑多い環境に本当の豊かさを感じました。それにしても自分の英語力の低さには情けなくなりました。もう少しきちんと勉強しておけばよかったと思いましたが、乗馬や友人もできたし、ホストファミリーも慣れた方だったので、それを補う有益な体験がたくさんできました。
 

トップへもどる

ページトップ