J-STAR'S VOICE

田中 耕太郎 さん

 

留学の種類・・・語学+
         ファッションマーチャンダイジング
プログラム名・・・・・・FIT体験プログラム
留学期間・・・・・2ヶ月
滞在先・・・・・・・アパート
将来の目標・・・海外のアパレルショップで働く

▲耕太郎さん
波乱万丈なニューヨーク?!
ニューヨークにきて2ヶ月ほど経った田中さん。日本にいた頃と、印象ががらっと変わっていたので少しびっくりしました。慣れない土地での英語を使っての生活。田中さんにとって戸惑ってしまう事もたくさんあるようですが、それぞれの出来事をとても楽しそうに話してくれました。「この間、草履でウォークマン聞きながら近所のお店行ったら、泥棒と間違われたんですよ。ポケットの中身を全部出せとか言われて…。僕も英語に不自由してるんで喋れたらもっとボロカスに言うてやろう思うたんですけどね(笑)。」アメリカの人に住んでいる人にとって田中さんが怪しい人に見えてしまったのでしょうか。「子どもとか『お母さんみて!』みたいに指差してきて、親も『あかんって!』みたいなことを言うてるんですよ。みんな笑いをこらえるのに必死みたいで。」と笑いながら話してくれました。そういう文化の違いは、実際に現地で生活してみないとわからないですよね。田中さんも文化の違いとか感覚や価値観の違いを、ニューヨークでの生活を通して肌で感じているようです。

ホームステイからシェアードアパートメントへ
田中さんの滞在先は、最初1ヶ月はホームステイでした。「ホームステイ先の人はおもろいおっちゃんやったんです。ほんと親切やったんですよ。親切やったんですけど、僕に経済的な余裕がなくて、1ヶ月で出ちゃったんですけどね。」今は日本人3人で、半地下のアパートメントをシェアして住んでいるそうです。「1ヶ月350ドルですから!地下ですけど僕は寝れたらいいだけなんで。半地下って隠れ場っぽくて結構いいんですよ。」とおっしゃっていました。1ヶ月350ドルは格安ですね!場所も最初のホームステイ先からすぐ近くだそうです。田中さんが住んでいらっしゃる地域は、中国系やヒスパニックの方が多く住まれているそうです。

語学学校では驚きの連続!
はじめはマンハッタン校に通われていた田中さん。通学のことも考えて、2ヶ月目からはアパートの近所にあるクイーンズ校に通われています。「僕さぼりぃなんでテストの前とか大変なんですよ。詰め込んでやらないと。テキトーにやるってのが僕ダメで、人が少しの時間でやるところを僕はものすごい時間かかっちゃうんですよ。」とおっしゃっていましたが、真剣に取り組まれいるのがよくわかりました。語学学校の授業では、毎日驚きの連続だそうです。「この辺は南米の方が多いので、生徒もヒスパニックが多いんですよ。他の生徒たちも色んな事情を持っている人がいて、全然年が若くないんですよ。また南米人の英語が聞き取りにくいんですよ、訛りがひどくて。デンジャラスをダンガラス、ダンガラス言うてますからね(笑)」と笑いながら話してくれました。「相手が言っていることがわかんない時が多くて、とりあえず笑顔でわかったふりをしちゃってます。『悪いけど俺意味わかってないなぁ。とりあえずYeah言うとくか』みたいな(笑)。」今は語学学校で学ぶことがほとんどのようですが、今後は語学学校だけでなく生活の中での実践で、もっと英語力を身につけていく機会が増えてくるのではなかと思います。
ちょっぴり期待はずれ?!
大都市ニューヨークで生活していくには、毎日楽しいだけではありません。生活の大変さを田中さんも身をもって感じているようです。「最初はあらゆる事に失望感があったんですよ。アパレルに興味があるんで、色々見たいなと思ってたんですけど、『普通じゃん!』みたいな(笑)。」これを聞いてちょっと心配してしまいましたが、田中さんはこう続けてくれました。「もちろん面白くないことはないですよ。最初はちょっと戸惑いましたけど、慣れれば全然楽しいです。」あと、ニューヨークで誰もが感じる事、物価が高いのが悩みだそうで「昨日(ハロウィンパレード)、日本人の友達が『おにぎりにぎってくればよかった』とか言うてたんですけど、それ聞いてちょっと男らしないなぁと思いながらも、俺にそのおにぎりを売って欲しいって思うてますからね(笑)。」この生活を"ひもじい"と表現されている田中さんですが、ひもじいなりに友達とニューヨーク生活を満喫されているようですね。 FITの授業を数ヵ月後にひかえている田中さん。これからもどんどん英語力を磨いて、本場ニューヨークで思う存分ファッションマーチャンダイジングを学んできてくださいね!
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