WORLD TRENDY     第6号 2002年6月16日
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

2002年6月16日・第6号もくじ

1.SERENDIPITY−アメリカのTVから英語を学ぼう!

2.私の ユニーク World 体験記

PR・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

*今年の夏はNYで!”NY生活体験プログラム”
語学+ダンス、ヴォーカル、デザインなどそれぞれの短期留学!
ホームステイも可能な人気プログラム!

*ひと味違った語学留学!”ケープタウン語学留学プログラム”
〜 クラスメイトはヨーロッパからの人がほとんど!        
日本人がほとんどいない環境で英語を勉強してみませんか? 〜

上記プログラムは、↓を参照してください。
http://www.j-newyork.com/study/package.html

[発行] J-STAR TRAVEL Inc
[発行部数] 3500部

From Japan to the World !
J-NewYork.com J-ST☆R TRAVEL Inc.
http://www.j-newyork.com

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

SERENDIPITY ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・  by Rieko Shirakura

第6回 SEINFELD (サインフェルド)

Seinfeldでは、メインキャラクター達が付き合っているガールフレンドやボーイ フレンドがよく話題になります。番組が9年も続いていたということなので、 その間に主人公達が様々な人と付き合っていたらしきことが分かります。

彼らは 実に様々な特徴があったり変な癖を持っていたりで、よくこんなにおもしろい 人物設定にするものだと感心します。今回のエピソードでは、ジョージがモデル と付き合っているという設定でした。

ジョージはクレイマーと道で立ち話をしていた時、ちょうど持っていた新聞に 付き合っているモデルのガールフレンドが載っていたのでクレイマーに見せて いました。

Kramer
:
She's a slim gal.
(スリムな彼女だな。)
George
:
Yeah, the amazing thing is she eats like there's no tomorrow. I've never seen appetite like this, deserts, everything. I don't know how she does it.
(ああ、驚きなのは彼女はまるで明日がないかのように食べるんだ。 あんな食欲は見たことないよ。デザートとか全部ね。どうやって 食べれるんだか。)
Kramer
:
Maybe she is bulimic.
(大量に食べてあとで吐いているのかも。)
George
:
Kramer, she is a model.
(クレイマー、彼女はモデルだよ。)
Kramer
:
Exactly.
(そのとおり。)
George
:
I have noticed she does tend to go to the bathroom right after we finish eating.
(たしかに、毎回食事が終わったとたんにトイレに行っていたな。。)

 

ジョージは自分の彼女が本当にそんな事をしているのかは半信半疑でしたが、 二人で食事をした後確認してみると本当にクレイマーの言った通りだったこと が分かるのです。その後すぐにジョージはジェリーのアパートメントへ行き こんな風に報告するのです。

George
: Well, I heard a noise.
(ああ、音を聞いちゃったよ。)
Jerry
: What noise?
(何の音を?)
George
: You know... blahh..from the bathroom.
(分かるだろ、トイレからさ、ゲーッという音。)
Jerry
: You think she was refunding?
(じゃ、彼女はもどしてたってこと?)
George
Everytime we go out to eat, she's running for the bathroom.
(毎回食事に出るたびに彼女はトイレに駆け込むんだよ。)
Elaine
So you are concerned?
(じゃ、彼女のこと心配なのね?)
George
Elaine, of course I'm concerned. I'm paying for those meals!
(エレイン、もちろん心配だよ。俺が食事代を払ってるんだから!)

全くジョージときたら、彼女の身体を心配するのではなく自分のお金がまるでどぶに 捨てられるようなことに腹を立てているのです。 ここで会話を振り返ってみて、ジェリーの使ったRefundingという言葉に注目です。この Refundという単語はよく使われますが、通常物を買った時、その品物が気に入らな かったりの理由で店に返品する時に使われます。

ジェリーはThrow Up(吐く)という 言葉の代わりに、ちょっとユーモアと皮肉をこめてこの単語を使っているのをみて 面白いなと思いました。そんなふうに英語の単語を自由自在に使ってみたいですね。

Take it easy and I'll see you around!

PR・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

*ニューヨーク留学カウンセリング 
6/30(日) ミッドタウン 〜 スタンダードプランの方も歓迎
〜 ご予約は、study@j-newyork.com まで。

日本でのカウンセリングは、↓を参照してください。
http://www.j-newyork.com/study/counseling2.html

 

私のユニーク World体験記! ・ ・ ・ ・  by Takashi Nishimura

私の一押し留学スポット*ポートランド・オレゴン*

Welcome to Paradise!!
マレーシアから13時間、途中アラブ首長国連邦のドバイにて休憩を取りながらやっと こさトルコへ到着しました。僕が最初にトルコをみて思ったことは「土色の国」ってこと でした。

空港からイスタンブール市街地まで専用バスにのって向かう車中、たくさんの モスクを見つけて自分がイスラムの国にやってきたんだってことを再確認。都市部に 行けばきっとターバン巻いている男性や、ベールをかぶった女性がいっぱいいるん だろうなぁなんて思っていると大間違い!ここはヨーロッパか!?と思ってしまいそうな くらい、短パン、ノースリーブ、グラサンにピアスの若者やヨーロッパ風のレストランや カフェがあるんです。

びっくりしながらインフォメーションを探していると一人のトルコ人が 声をかけてきました。「どこから来たの?」とういうので「日本からです。」と答えると、 ニコ−っと笑い「Welcome to Paradise!」と両手をあげてこの一言!もちろんこういう声を かけてくる類の人はどっかのホテルの客引きで別に話は聞かなくてもいいんだけれど、 この人の言ったとおり、僕のトルコで1ヶ月はまさにパラダイスになるのでした。

▲アヤ・ソフィア 
アヤ・ソフィアについては、↓を参照
http://ayazpasa.tripod.co.jp/guide/ayasofia.html   
▲エフェソスの古代ローマ遺跡 

1個のパンと豪華な料理と

マレーシアで出会い、空港から市街地まで一緒だった「赤カバン」という名の旅人は僕に 一人で旅をする上での重要なことを教えてくれました。それは「なんとかなる」ということを 忘れるなってことでした。トルコ人の異様なまでの客引きに精神的に外に出るのが嫌に なり、ボランティアが始まるまでどこにも行かないでおこうと思っていた僕はこの言葉を きっかけにどんどん外に出るようになりました。

そんなある日、イスタンブールのアジア側 に行った時でした。夕焼けが綺麗だったのでつい港でボーっとしてるとシミットと呼ばれる 丸いパン売りのおじいさんが声をかけてきました。おじいさんは隣に座るとトルコ語で話し始めました。僕はカバンからトルコ語の本をだして本を見せながら「日本からきました」と書かれた部分を指差しました。するとおじいさんは他のページをめくり、「ようこそ!」と 書かれた部分を指さしてくれました。そしてまた指差しで自分が学生であることやボラン ティアに行くことを話したり、おじいさんの息子がイズミルで働いていることなどを聞いたり しながら1時間ほど過ごしました。ヨーロッパ側に行く船が来たのでもう行きます、と言うと 「日本人」「出会えてうれしい」というのを指差した後、パンを1つ分けてくれました。 おじいさんの硬くカサカサの手を握った時、胸がジーンとなってしまいました。

旧市街地に 戻った僕は夕ご飯を食べにブラブラしていると、レストランの中から客引きが僕を見て こっちへこいと呼んでいました。(僕とその客引きはイスタンブール滞在中に何度も顔を合わせていたり、喧嘩も一度したりで顔見知りになっていました)一緒にご飯を食べることになった僕は客引きの仕事について話を聞かされました。彼等いわく、日本人って いうのは引っかかりやすいらしく、いいカモらしいです。自分達の武勇伝を笑いながら聞かせて豪華な料理を食べているのを見たとき、ふとあのおじいさんのことを思い出しました。同じ日に、日本人に会えたことを喜んでくれたおじいさんと、日本人をカモにしている人に出会い複雑な気持ちになりました。

ボランティアが始まるまでの1週間、イスタンブールを離れ内陸部と沿岸を旅しました。 そこでは様々な人に出会い、影響されることばかりでした。音声学をマスターするために 各国を回っている人、世界のナイトクラブを制覇するためにアジアから歩いてやってきた人、 戦争カメラマン、オスマントルコの末裔として誇りを持って生きる人・・・。会う人みんなが 目的をもって生きているように見えました。ホテルに帰ってから、自分が何か誇れるものを 持っているんだろうか、なんて悩んだりもしてしまいました。3日間泊まったペンションの人 たちに見送られながら、僕はボランティアへ向かいました。

15日間のボランティアを終えると、 一番仲良くなったドイツ人と旅をしました。この旅っていうのはすさまじいもので、鍵がなく、 明かりもない、血のついた枕がおいてあるホテルに泊まったり、屋根の上で寝てみたり、 山賊キッズに後を追われたり、タクシーにだまされ変なところに降ろされたりしていました。 でも、僕らがはじめての外国人だと歓迎されたような町に行くことができたことや、他には ない特別な経験をいっぱいできた旅になりました。「なんとかなる」。最初に出会った 「赤カバン」の人が教えてくれた、この少し向こう見ず的な勇気は自分が住む世界とはまっ たく違う世界の扉を開ける鍵になりました。

次回はボランティア、まさに「うるるん滞在記」 そのままの15日間の話をさせてもらいたいと思います。

 

PR・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

*今週のおすすめ航空券 ノースウエストJFK単純往復キャンペーン!
7月初旬のNY便を大幅ディスカウント。
7/1 〜 7/5: 64,000円
7/6 〜 7/11: 87,000円
ご予約は、travel@j-newyork.com まで。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

編集後記  ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 

ニューヨークでは夏になるとセントラルパークで野外オペラが開かれ、誰でも無料 で見ることが出来ます。今年はメトロポリタンオペラで、(去年はシテイオペラでこの 二つのオペラが毎年交互に行われます)11日の火曜の夜に行われたプッチーニの La Bohemeを見に行ってきました。友人と二人で、ワインや食べ物を大量に持って 行き、ちょっとしたピクニック気分です。

演奏は大体7時30分ぐらいから始まったのですが、その1時間前から待機していた 私達は、持って行ったサンドイッチやサラダ、チーズなどを食べ尽くし、ボトルのワイン もあっという間に空けてすっかりいい気分になっていました。そうこうしているうちに、 周りにもだんだん人が増えていき、まだ余裕のあったスペースもどんどん埋まっていき ます。小さな子供を連れた家族、老夫婦、若いカップルやグループ、会社帰りらしき ビジネスマン達など大勢の人達がぞくぞくとやってきます。

少し薄暗くなりかけたころに演奏は始まりました。暑い夏の夜、マンハッタンの空の下 寝そべりながら夜風に吹かれ、ほろ酔い気分で聞くオペラ。なんという贅沢な夏の夜 の楽しみ方なんだろう。イタリア語の歌は少しも理解は出来なかったけれど、演奏は すばらしく、次回もぜひ行かなくてはと思ったのです。

編集長 Rieko Shirakura ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

 

*質問、感想コーナー
取り上げてもらいたい話題、スポット、テーマ、その他 質問などがありましたら worldtrendy@j-newyork.com まで メールをお送りください。

*広告に関するお問い合わせ
info@j-newyork.com まで

*メルマガ解除
http://www.j-newyork.com/trendy/trendy.html

*アドレス変更
http://www.j-newyork.com/trendy/trendy.html or worldtrendy@j-newyork.com まで。

 

J-NewYork.com "The first step to study abroad"
J-ST☆R Travel Inc.
548 Riverside Drive #4D, New York, NY, 10027
http://www.j-newyork.com

======================================================